GIFT

2016/02/22
人には、それぞれ天性の才能があります。
それは天から頂いたものとも言えるでしょう。
ですからGIFTは「天からの贈り物」とも訳されています。
例えば一流スポーツ選手は、元来のGIFTの上に努力を重ねていくため日本から飛び出して世界中のGIFTを持つ選手とプレーをしています。
ノーベル賞を受賞された方々もGIFTを得ておられたのだと思います。
但し、彼らの多くはその非凡な才能を見出し、伸ばしてくれた指導者が居られたことでしょう。
人は、大きさに違いはあってもGIFTを頂いていると私は思っています。
子ども達を長年指導させて頂いてきて、一人ひとりのGIFTを垣間見ることが多々あります。
そして、子ども達一人ひとりに直接その内容を話すと目がキラキラと輝くのをいつも見てきました。
その後の子ども達の頑張りは、勉強だけを教えさせていただいていた時の3倍は軽く頑張ってくれたのです。
つまり、人は自分のGIFTに気がついた時、努力を惜しまなくなる生物なのだと思います。
私は、子ども達に勉強を上手に教えられるGIFTを頂いて生まれたと思います。
高校生の時既に、私に教わると子どもがとてもよく伸びると近所の主婦達の評判になりました。
そのため、多くの小中学生の家庭教師を頼まれ勉強を教えさせて頂きました。
22歳で日本で一番若い公文の先生をした時は、25,000人中2位の指導率を20代で得ました。
そのため日本で5 番目に生徒数が多い教室にもなることがきました。
32歳で独立した際は、私の生徒が地元の4 つの中学の学年一位を全て取ってくれました。
小中高受験は25年間全員希望校へ合格しました。
これらの事実は、GIFTがあってこそだと思います。
但しGIFTは天から頂いた物のため、教え方を他の先生に教えるのはとても難しいことだと感じています。
GIFTは人に教えるものではなく、感じた者が自ら能動的に動き出し会得する物であると思います。
「こうなりたい︕」と感じる心なしにはGIFTの蓋は開かない物ないのだと思います。
ですから、私自身は若い先生方に「こうなりたい︕」という気持ちをつくることが残されています。
GIFTは天から頂いた才能ですから、使命に変えて進んでいく覚悟です。
最後に
自分はGIFTを頂いた人間だなどと、おこがましい事を書かせて頂き申し訳ありません。
しかしながらこれが34年教え続けさせて頂き、2015年春に完全に赤ペンを置いた一人の塾講師の更なる覚悟だとお許しくださいませ。