「メッセージ」カテゴリー
2020年からの新教育とは
2019-03-01
世界の中の日本に住む者が自分で自分の事を考え、生きていける力を育むことだとMIRAIは捉えています。
これは、38年前の創立以来ずっとMIRAIが言い続けてきたことなのです。
MIRAIは、子ども達が好きなものがなんであるかが分かっていけるよう誉めて育み続けて来ました。
思考力と絵本の関係
2016-03-02
知育教室を開校した当初より、私には言い続けてきたことがあります。
それは、『お子さんには1日10冊を目標に絵本を読んであげましょう︕』ということです。
このことを入会よりずっと守ってくださったお母さん方のお子さんは、歴代全員トップ校に合格されました。
大学も国立私立共に日本のトップ大学合格でした。
但し、毎日10冊は容易なことではないはずです。
ですから、10冊を目標に0歳から3歳までの育児を心がければ良いのです。
そのような育児の下に育てられたお子さんは、通常4歳位から一人で絵本を読み始めます。
お子さんのお気に入りが何冊か出揃うはずですので、そこに少しずつレベルアップした内容の絵本を加えていき、いつも10 冊位にしてあげることが親御さんの役目になられていくでしょう。
つまり、親御さんの努力が必要な10冊は、3歳までの3年間ということになります。
この3年間がその先の国語力になり、全教科の基礎力になるのです。
「しまった︕我が子は既に4歳、5歳、6歳・・・」と言う声が聞こえてきそうです。
巻き返しの方法があります︕テレビを消して、大人が楽しそうに本を読む姿を見せ続けていくことです。
また、いやがらなければ12歳ぐらいまでは一緒に絵本や本をお子様を膝に入れて読んであげてもいいのです。
スキンシップも兼ねて一石二鳥です。
下記はエンジェルコスモ式知能因子と言語能力の関係を表したものです。
乳幼児期の思考力の発達と絵本の関係性を表わしています。
勉強は何故しなくてはいけないのかを教える時
2016-02-28
34年間の私の塾講師人生で、小中学生の学習指導において言い続けてきたことは「勉強は何故しなくてはならないのか?」です。
学校でその答えを聞かされている子どもが年々減ってきたように思います。
ですから、尚更私は毎年言い続けてきました。
なぜ勉強をするのか・・・
『若いときに勉強をするということは、自由を維持できるということです。若いときに覚えたことは、成人してからも忘れることが少なく、その知識を知恵に変えて自由をより楽しむことも出来ます。でも、自由を維持するためにはその反対の義務も全うしないと自由は維持できません。自由と義務についてしっかりと理解しより楽しい人生を送れる頭を作るために勉強はするのです。』といった内容を年齢に合わせて、生徒の学ぶ集中が途切れた時などに話してきました。
こういった内容を今書いていて、我がスクールの講師陣はレッスンの中で時としてレッスンを止めてでも話をしてくれているのであろうかとふと思いました。
人は自分がしてもらって良かった事は、他者にもしようと思います。
しかし、未経験である者はしないままに過ぎ去ってしまいます。
授業を止めてでも、教えるべきときは必ず年に数回はあるはずです。
かつての教え子達から、「先生のうんちくは、その場では半分ぐらいしか理解できなかったけど、年を重ねるごとに思い出すことが多く、これまで成長の糧にしてこれました。」と、よく言ってもらいます。
しかし、実は私のうんちくは小学校時代の恩師の受け売りでもあります。
恩師には小学3年生から6年生まで教わりました。
教えるという職業におけるプロとして今でも尊敬しています。
恩師は、一人ひとりの過去のデータをとても大切にし、全員の伸びを最後まで叱咤激励と共に見守り続けて下さいました。
戦後70年を過ぎ、やっと大きく変わって行くと思える新教育制度。
それは、34年前から私が理想として掲げてきた「自分が何が好きで、何になったら良いのかが分かる教育」にとても近くなってきました。
知識を教えることの前に『それを学ぶとどんなに素敵で、どんな幸せが待っているのかを伝えられる先生でいたい!』と思い続けてきました。
ですから塾講師自体、学ぶことにおける素敵な存在であることも大切な要素であると捉えています。
2016年度の我が講師陣には、夢への扉である勉強をする意味を語ることができる講師に成長できるよう今度は私が叱咤激励していきたいと思います。
GIFT
2016-02-22
人には、それぞれ天性の才能があります。
それは天から頂いたものとも言えるでしょう。
ですからGIFTは「天からの贈り物」とも訳されています。
例えば一流スポーツ選手は、元来のGIFTの上に努力を重ねていくため日本から飛び出して世界中のGIFTを持つ選手とプレーをしています。
ノーベル賞を受賞された方々もGIFTを得ておられたのだと思います。
但し、彼らの多くはその非凡な才能を見出し、伸ばしてくれた指導者が居られたことでしょう。
人は、大きさに違いはあってもGIFTを頂いていると私は思っています。
子ども達を長年指導させて頂いてきて、一人ひとりのGIFTを垣間見ることが多々あります。
そして、子ども達一人ひとりに直接その内容を話すと目がキラキラと輝くのをいつも見てきました。
その後の子ども達の頑張りは、勉強だけを教えさせていただいていた時の3倍は軽く頑張ってくれたのです。
つまり、人は自分のGIFTに気がついた時、努力を惜しまなくなる生物なのだと思います。
私は、子ども達に勉強を上手に教えられるGIFTを頂いて生まれたと思います。
高校生の時既に、私に教わると子どもがとてもよく伸びると近所の主婦達の評判になりました。
そのため、多くの小中学生の家庭教師を頼まれ勉強を教えさせて頂きました。
22歳で日本で一番若い公文の先生をした時は、25,000人中2位の指導率を20代で得ました。
そのため日本で5 番目に生徒数が多い教室にもなることがきました。
32歳で独立した際は、私の生徒が地元の4 つの中学の学年一位を全て取ってくれました。
小中高受験は25年間全員希望校へ合格しました。
これらの事実は、GIFTがあってこそだと思います。
但しGIFTは天から頂いた物のため、教え方を他の先生に教えるのはとても難しいことだと感じています。
GIFTは人に教えるものではなく、感じた者が自ら能動的に動き出し会得する物であると思います。
「こうなりたい︕」と感じる心なしにはGIFTの蓋は開かない物ないのだと思います。
ですから、私自身は若い先生方に「こうなりたい︕」という気持ちをつくることが残されています。
GIFTは天から頂いた才能ですから、使命に変えて進んでいく覚悟です。
最後に
自分はGIFTを頂いた人間だなどと、おこがましい事を書かせて頂き申し訳ありません。
しかしながらこれが34年教え続けさせて頂き、2015年春に完全に赤ペンを置いた一人の塾講師の更なる覚悟だとお許しくださいませ。
0-3才の土台
2016-02-16
西尾拓真くんと殿村政直くんはプリンス・プリンセスのレッスンからご入会頂き、現在4歳児の「エンジェルコスモ」レッスンを受講して頂いております。
3歳までに培われた能力の土台ができているので、「エンジェルコスモ」の内容をグングン吸収しています。
例えば、話の中に出てきた数字を使って足す引くの計算を自然にすることができます。
また長い話でも内容を理解・記憶・推理し、的確に質問に答えることができます。
これらの力は小学校での国語の読解問題や算数の文章問題の基礎です。
6歳までにこの力がついている子は小学校でこれらの問題を楽しく解くことができ、積極的に難題に挑戦してくれます。
4歳以降にこのクラスに入った子は最初二人の能力の高さに驚いた様子ですが、二人に引っ張られて徐々に素晴らしい発言をするようになってきています。
子どもは先生よりも同じ子ども同士の真似をしたがるので、能力の高い子とレッスンをすることは大きなメリットなのです。
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