附属小学校に合格するために必要なこととは

2015/06/11
私は、25年間自分の塾の現場で小学校中学校高校受験を担ってきました。
その間は、1人の不合格者も出すことなく全員合格を成し遂げることができました。
理由は、受験において最も大切な傾向と対策を徹底的に研究したからです。
但し、その間で最も難しいことが一つだけありました。小学校受験における保護者の方の徳についてです。
徳とは、先祖から受け継いできたものです。ご両親が社会的に慈愛に満ちて生活されておられても祖父母の方々のものがお孫さんに受け継がれて行くことの方が多いと気がつきました。
徳は、いざという時に発揮されます。つまり、学力外のところに出やすいのです。
徳とは、人間性を構成する多様な精神要素から成り立っており、気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康、楽天主義などが個々の徳目と位置付けることができると辞典に記載されています。
この内容を附属小学校の受験内容に押し並べて考査した際に、徳が小学校受験にとって如何に大切であるのかがよく理解できたのです。
次回は、徳の積み方をお話しさせていただきます。