読み聞かせを小学4年生までしましょう!
幼児から中学3年生までの授業を受け持つ際、最も大切にしたいのは授業に集中して取り組むための最初の挨拶です。
幼児の授業ではこの挨拶と「はじまるよ!」の歌で気持ちを学びへと導いています。
幼児期に2年以上この時間を持てた子は、小学校へ進級してから授業へ取り組む集中度が違います。
私は国立附属小学校、私立小学校受験生を20年以上指導させて頂いています。
受かる子受からない子の違いは、問題を記憶し理解して求められた言動をする力の差です。
この力は、0歳から3歳までに保護者様が1日5冊以上の絵本の読み聞かせをしておられたかどうかで決まります。
勿論その重要性に気が付かれ、4歳を超えてから絵本の読み聞かせを始められた方の場合でも、合格されるように導いてきました。
しかし、その場合は小学2年生ぐらいから国語が苦手教科になっていく傾向にあり、全体の学力が向上しにくくなっています。
つまり、0~3歳の時期における絵本の読み聞かせや語りかけの少なさに問題があったのです。
MIRAIの生徒さんは小学1年生から6年生までクリエイティブライティングコースにおいてタッチペンを使用し英単語や英文の読めないものをペンに読んでもらっています。
そのため、自分のペースでぐんぐん進んでいけます。
つまり、教科書も保護者様が読んで差し上げることや、交互に読み合うことを小学4年生までは続けると良いのです。
そうされることで、6歳までにやり残した読み聞かせの量の半分はカバーできると思います。
現在MIRAIでは、国語に必要な想像力と読解力の育成の方法を、平成ではなく令和の時代に合わせたものでプログラム化しています。
平成の時代、子ども達の国語力の差が0~3歳時代の読み聞かせの量により増々大きくなっていると感じていました。
今年の小学生の夏期講習は国語力の向上に不可欠な想像力の育成が最大のテーマとなります。
どうぞ、お子様に想像する道筋を体感させてあげてください。