受験で得られるものとは
2016/04/25
受験の準備はとても大変なものです。
覚えなくてはいけないことや精神的な安定、体調の管理など試験という決まった日に向けて、様々な準備をしていかなくてはなりません。
しかし、そんな受験を潜り抜ける過程で、結果以外に得られるものはたくさんあります。
その一つは「頑張る力」だと思います。
受験は、合格することがゴールではありません。
合格という目標に向かって何かに打ち込んだことや我慢した経験、自分の力を信じ最高のパフォーマンスをすることなどが、その子の素晴らしい人間性の土台となっていくのです。
「頑張る力」といのは、その後の中学校受験、高校受験、大学受験、就職試験など、人生の大きな岐路でも大いに役立ちます。
幼い頃に一度「頑張る力」を付けていれば、再度何か大きな壁が立ちはだかろうと、同じように乗り越えることができるのです。
しかし、「頑張る力」をつける事は決して簡単なことではありません。
見たこともない壁が現れると、誰でも不安な気持ちになり、ネガティブに考えがちです。
しかし、そんな時にサポートする側の保護者様が不安に思っていてはお子様にも悪影響なものです。
お子様は思っている以上に保護者の感情に敏感です。
ママとパパが楽しそうに過ごしていなければ、この受験というものがお子様にとって「耐えるもの」となり、受験からは何も得ることはできません。
まずは保護者様が受験をポジティブにとらえ、たくさん誉めて、たくさんハグをして、お子様の力を信じてみましょう。
そして、受験を通して「頑張る力」を得ることの素晴らしさ、そこから得られるものの大切さをお子様に伝えいくことが正しい受験との向き合い方なのではないでしょうか。