「やはり絵本を1日10冊!」代表:荒関

2014/03/01


先日、速読の講習会に出席してきました。

15年ぐらい前にも一度出席したことがありました。

その時はまだコンピューターが今ほど浸透していなかったこともあり需要がどこまであるのか疑問でした。

しかし最近は、企業の中で理解力が低い若者のことが取り出されるようになり再度講習会に出席してみました。

幼少期、家族の方に絵本をたくさん読んで頂いた子とそうでない子とでは理解力に大きな差が出ます。

小学校に入学してからは、国語を中心として算数の文章題、理科や社会科のテストでの問いに対する理解度などに顕著にでます。

社会人になってからは、上司の指示が一度で理解できないなどにつながります。

本を読むことと理解力とは、密接な関係があると思います。

そこで私が考えたことは

「速読」ではなく「速理」です。

ご家族にたくさん絵本を読んで頂き、理解力が高い子ども達を育てる方法です。

つまり、「速理」のなかに教室での速読も用いる方法なのです。

以前速読のチャンピオンの女性が、バッテイングセンターでプロ級の早い球をガンガン打つのをテレビ番組で見ました。

その女性は、眼筋トレーニングや瞬間視トレーニングも行なっていました。

つまり、目は運動能力にとても重要なのです。

私は、赤ちゃんの目について気づいたことがあります。

赤ちゃんの誕生から3ヶ月までにママが赤ちゃんの目をみつめて、どれだけ語りかけたかで運動神経と言語能力が決まるということです。

私は多くのママと赤ちゃんを指導させて頂いてきて、近年特に感じることがあります。

それは、携帯電話とテレビの存在が赤ちゃんとママとの一番大切な授乳の時間を妨げ続けているということです。

授乳中に携帯電話でメールやラインをしていたら、赤ちゃんと目を合わすこともほとんどなくなります。

携帯電話がない時代はまだテレビのコマーシャルの合間に赤ちゃんを見ていたかもしれません。

しかし、テレビを見ながら携帯電話を触れば赤ちゃんを見つめることは皆無になっていきます。

発達障害を起こしているお子様の中には、こうした環境下で育ってこられたお子様が多く存在していることも現実です。

私は30年前から

お子様を天才に育てたかったら絵本を1日10冊。

『秀才に育てたかったら1日5冊を読んで差し上げましょう。』といい続けてきました。

直営校では、この通りにやられたママが何人もおられ、そのお子様方は、実際すばらしいご成長をされています。

高い理解力の基本は、生後すぐからの目を見ての語りかけとその後の絵本1日10冊にあると思います!!