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社会で求められる力をつける

2012-12-19

浜北校 中尾美空さん

今なぜイメージラーニングが必要なのでしょうか?
MIRAIでは小学生のスーパーコスモの中で全学年イメージ問題に取り組んでいます。
人が物事を思考するときの仕組みは、まず、ことばから頭の中に絵を思い描きます。(イメージする)
そして、その絵を頭の中で操作することが思考なのです。
脳が90%完成する6歳から必要なことは、完成した脳で小学生の間にたくさん思考することです。
その臨界期が12歳と言われています。逆に言うと6歳までに高めた能力を小学生の間にたくさんイメージをして思考しないと勿体ないのです。
浜北校の1年生中尾美空さんは年長さんからイメージ問題に取り組んでいることもあり、文章を絵図にあらわすことがとても上手です。
本人もとても楽しくイメージ問題を解いていますが、これは思考することが楽しいということに繋がります。
今の生徒さんが大人になるころには今以上にどれだけ考えられるかという能力が社会では求められるはずです。
子どもたちが将来好きなことを仕事にできるようこれからも育んでまいります。

梅津鮎美<スーパーコスモ>

2012-09-30

梅津鮎美
私はフランスから帰国後すぐに、MIRAIで小学生のスーパーコスモを担当させていただくことになりました。
スーパーコスモでは国語と算数の予習をメインとしています。
生徒さんに合わせて予習や復習を行なったり、中学で学習する理科と社会への興味を深め自然と身に付けられるようにしています。
また、勉強が楽しくなるような工夫をふんだんに取り入れて進めてきました。
その中で、今の小学生は左から右に作業すること、とりわけ計算や漢字などは得意だけれど、学んだことを生かして文章問題に取り組むことが大変苦手であると危機感を覚えました。
つまり思考すること自体が苦手なのです。
社会に出てから必要な力は計算力でも難しい漢字が書けることでもありません。
実際に企業でも働いたことがあるので身にしみて感じますが、「思考する」力なのです。
このまま国語と算数を学校にあわせて教えていくだけで、果たして子どもの未来につながるのだろうかと疑問を抱きました。
もちろん、学校で100点をとれることは子どものモチベーションアップにつながるので必要不可欠ではあります。
私が子どもたちを指導するときに大切にしていることは「子どもたちが自分の力を信じ、夢を持って生きていくことができる力を育むことです。」
子どもは未来です。
子どもは宝です。
子どもは輝くべき存在です。
学校ができることと、MIRAIができることは違うはず!
私はMIRAIで、MIRAIにしかできないことで子ども達の目が輝くように導きたい!
100点は採らせて当たり前!それ以上のものを与えなくてどうするのだ!と、私は考えました。
試行錯誤する中でまさに思考の練習ができる問題をみつけました。
それが「イメージ文章題」なのです。
この問題を見たときに自分が小学生のときにこの問題に出会っていれば・・・と思ったほどです。
導入後は子どもたちから「イメージ問題たのしいよ!」
「イメージ問題が学校の勉強だったらな」
「学校の勉強よりもイメージ問題の方が考えて解く過程がワクワクして好き!」
私は驚きました。
「考えることが楽しい」と感じているのです。
そして、私は反省しました。子どもは考えることが好きなのだ。
考えないようにさせているのは大人達だったのだ。
子どもは無限の可能性を持っています。
大人の枠では測れないほどの素晴らしいものを持っています。
今後も現状に満足せず、時代と子どもに合わせた教育を常に考えて参ります。

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