国立附属小学校受験指導を30年間続けたからこそ分かったこと(MIRAI代表)

お子様に小学校受験を考えておられる保護者様へ
国立附属小学校受験指導を30年したからこそ分ったこと。
最初の10年間、生徒さんは誰一人として不合格になることなく、100%合格しました。これは、自分でも本当に驚きました。それと同時に偶然も10回続くと自信に変わりました。受験道場塾のように入会時に子供の振り分けテストを実施し、受かりそうな子だけでクラスを作るようなことはしてきませんでした。それでも、どの子も合格したのには秘密がありました。
小学校受験は、5つの領域のみでしか問題は出題されません。その5つの領域を紐解くと30項目ほどに分かれます。それを更に過去4年分ほどの問題をやっていけばどの子も合格出来るようになります。
しかし、人間の脳は3歳3ヶ月程までに80%もできあがっているため、たいていの受験塾では、テストなどと称し3歳から5歳児の幼児を1回のテスト成績で振り分けているのが現状です。それにより、合格率は確実に上がります。ですが、私がその方法を選ばなかったのには、知能教育と小学校受験対策とでは確実に異なると考えたためです。年長児は、人生の中で最も大切な幼児期の最後の1年です。受験道場のような教室は講師の言動によって脳へダメージを受ける場合があります。そうなることのない様に本当に気を付けてお子様を守ってあげてほしいと思います。例えば、2つの教室を掛け持ちした場合、両方の講師の言い回しの違いによって混乱する子どもが毎年出ています。何でも簡単に卒なくできるタイプの子であれば良いのですが、そういった子はめったにいません。
人間の脳は、叱られ続けるとダメージを受けます。このダメージこそ、その後の言語能力や思考力に大きな影響をもたらすのです。
幼児期の学びの全ては、楽しくなければならないのです。想像力や創造力の向上へと導かねばならない時期での、受験の最大ポイントは、「楽しく!」です。当校では幼児のみならず、合格した附属小学生・公立小中学生・公立私立高校生も在籍しています。だからこそ入学後の実態がよく分かるのです。
実際、国立附属中学校に進級してからの方が、学習内容の難易度が他の公立中学校よりも高く、理解できるだけの能力がないと勉強で挫折することになるでしょう。
小学校受験で不合格になる子とは?!
国立附属小学校の試験内容は、私立小学校のペーパー試験問題と比較すると難易度は半分ほどです。そうであるならば、どの子も練習さえすれば受かりそうです。しかし、子育ての中で、語りかけに乏しく育ち言語能力が低い子や、厳しく叱って育て過ぎ、大人を前にすると言葉が出てこない子がいます。これらに、親御さん自身が1日も早く気づき、家庭の中から少しずつでも改善していって欲しいものです。
また、リトミックやダンスを大人の前では、全くしないお子さんがいます。
「水を飲みたがらない馬に水を飲ますことはできない。」とは教育の格言ですが、待っていても踊れるようにはなりません。家庭環境の中で、乳幼児期から音楽のある生活を心がけることが重要です。つまりは、上記2つをクリア出来るお子様であれば、あとは過去の受験問題を4年分をやっておくだけで国立附属小学校に合格出来るということです。MIRAIでは受験生にそれを余すことなく全て提供しています。私が直接指導していた10年間は、これらに問題がある子が偶然いなかったのだと思います。仮にそのような子がいたとしても、私は「水の飲ませかた」を一人ひとりに合った方法を考え、導き出し、個々の能力が最大限発揮できる環境を提供しました。これが10年間一人も不合格者を出さなかった要因だと考えます。
私の設立したMIRAIでは、入会テストは実施しません。また、1度も行ったことはありません。だからこそ、乳児期からお預かりした生徒さんを東京大学合格まで何人も導いて来られたのだと思います。勿論東京大学合格者を生み出した方法はあります。それは別途教室にいらした方にお話をしています。
年長児さんは、知能が90%完成する前の最後の大切な1年です。
この1年間にどれだけの実体験から多くの学びを得たかがその後の人生を左右すると言っても過言ではありません。
どうか、大切な幼児期の1年間をここMIRAIで楽しく親子で学んでいってください!