「学習」カテゴリー

計算ミスが生まれる理由

2016-07-28
ミスが多い生徒のノートに書いた数字や途中式、学習に取り組む姿勢を見ると、その理由がわかるものです。
要因は様々です。
その中でよく見られるものが、「美意識の欠如」、「狭いスペースでの計算」、「途中式の省略」、「暗算での計算」、「最後でのおろそかさ」などです。
乱雑なノートや狭いスペースでの計算は何が書いてあるか自身でもわからなくなり、ミスが生まれます。
省略や暗算は頭の中で完結する分、目に見えないためたくさんのミスを誘発します。
最後をおろそかにすることは男子に多く見られます。
テストや受験ではこれらは間違えとされ得点になりません。
やはり、ミスを減らすためには、楽をしないことです。
暗算や省略計算はスピーディーに手間なくできます。
しかし、楽をした分勉強とはリスクがついてくるものです。
1題1題手間をかけた丁寧な計算でミスをなくしたいものです。

 

 

入試問題から見える今後必要とされる力

2016-06-23
昨年は先を見て改革を進めていく学校に多くの受験者が集まりました。
記述式のテストが本格的に増え、中学で行われる学力調査テストや入試でも徐々に記述化が進んでいます。
政府も2020年の大学入試改革に向けて、より具体的な施策を出してくる可能性もあります。
今後この下降経済の中で生き抜いていくために、知識の再生だけでなく、身に付けたものをどう活用し、関わっていくかが大切になってきます。
社会の流れにきちんとアンテナを張り、本質を突くことの重要性を理解して、社会へ出た時に生き抜いていく力を身につけさせたいものですね。

 

 

受験をする5年生、6年生に必要なこと

2016-05-28
5・6年生で受験をお考えの保護者様の方にはぜひ、以下の点に目配りをしていただきたいと思います。
「基礎・基本をしっかり身に付け、応用力を磨く」
基礎・基本を使いこなせるところまでしっかり学び、理解を深めること。
そのうえで、習った基礎事項の中から使える知識を引き出し、応用する訓練をしておきましょう。
「国公立大学を視野に入れるなら、理数系教科の下地づくりを」将来の進路として国公立大学を視野に入れるなら、今から理数系教科の下地づくりをしておくことがとても大切です。
「志望校の入試を知り、適切な勉強法を選ぶ」
「第一志望校決め打ち」志向は今後ますます強くなると考えられます。
そのために志望校の入試をよく知り、出題傾向に合わせて適切な勉強法を選ぶようにしましょう。
たとえば社会問題についての文章を読み、それを踏まえて自分の考えを書くといった国語・社会の融合問題が出題されるなら、そのような問題に取り組む時間を定期的にとり、慣れておく必要があります。
もちろん、それ以前に大事なのは、お子様の長所を生かし、伸ばしてくれそうな第一志望校を決定することに尽きます。
お子様と話し合いながら進路を定め、準備を進めていきましょう。
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ぜひ、MIRAIの夏期講習を通してこの夏大きく飛躍致しましょう。

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中高一貫校を選択すること

2016-04-22
座学だけで世の中を学ぶことは、思春期の少年少女の精神的な発達上、本来好ましくないことです。
思春期こそ、特に反抗期の頃こそ、子供たちは旅に出て、冒険して、たくさんの感動を得て、たくさんの失敗を経験するべきです。
そんなときに、机にかじりついているだけではもったいないものです。
多感な時期を高校受験につぶされないというのは、中高一貫校に通うメリットの中でも特に大きなものです。
高校受験があることが、日本の教育の最大の欠点であるともいえます。
たくさんの感動と葛藤を味わい、自分らしさを築いていくべきときに内申書が気になるため、思い切り大人に反抗してみることもできません。
15歳の春に同学年のほとんどの子供たちが一斉に受験をして進路を決めなければいけない、現在の日本の学校制度は、子供の精神的自立に欠かせない反抗期を、漂白してしまう作用があるのです。
しかしながら、今の若者たちには「夢がない」、「精神的に自立できていない」、「自分らしさがない」などと勝手なことを言うのが今の世の中です。
もし中高一貫校が選択可能な恵まれた状況にありましたら、中高一貫教育を選択することに損はないのではないでしょうか。

 

 

中高一貫校で真のゆとり教育

2016-04-04
先日、灘中学でとても興味深い授業がありました。
橋本武教諭によるたった1冊の小説を、中学の3年間をかけてじっくり読む「超スロー・リーディーング」です。
物語の途中、「凧揚げ」についての描写があれば、実際に凧を手作りするところから追体験したり、「難産」という言葉が出てきたときには、自分の生まれたときのことを両親に聞いて作文をさせたりといったまさに「真のゆとり教育」の真骨頂ともいえる授業です。
私立中学校では目先の定期テストで1点2点を気にしなくてよい分、「真のゆとり教育」を行うことができ、しっかりとした学力の土台を作ることができます。
また、中学生のうちにどのように教えれば、高校生になってから伸びやすいのかを、中高一貫校の教師陣は体感的に熟知しています。
高校受験での成果を気にしなくて良い分、自信を持って「急がば回れ」な指導を実践できるのです。
そのため中高一貫校では、本格的に受験勉強が始まったときに高い学力を達成しやすいのではないでしょうか。

 

 

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