「代表 荒関」カテゴリー

「一流の人は刷り込みを修正する」代表:荒関

2014-05-28

スティーブ・シーボルトの言葉より



私が知り合った一流の人の多くは「子どものころに植えつけられた信念が好ましくなかった」と告白する。
しかし、彼らはそう言いつつも、自分に影響を与えた親や教師が、そのときの意識のレベルをもとに最善を尽くしてくれたことに感謝する。
過去を振り返って誰かを批判するのは簡単だが、一流の人はその必要性を感じない。
彼らは自分が受けた刷り込みを修正する決意をし、自分を強化する思考、哲学、習慣と取り換える。
二流の人は刷り込みの修正という考え方に興味を示さない。
刷り込みの内容がどんなに劣悪でも、彼らは子どものころに教え込まれたことにしがみつく。
一流の人は刷り込みの修正を2つの方法で行う。
セルフトークとイメージトレーニングだ。

●自分に語りかける言葉を二流のレベルから一流のレベルにグレードアップする。
 ポジティブなセルフトークのフレーズを用意して、自分に変化が起こるまで毎日それを繰り返す。
●心の画像の力をフルに活用する。
 ポジティブなイメージトレーニングを実行して思いどおりに物事が展開するように工夫する。

以上2つの方法を組み合わせると、心の持ち方が大きく好転する。
しかし残念ながら、ほとんどの人はこのコンセプトに気づいてない。
その理由は、それがあまりにも単純だからだ。
一流の人はこの2つの方法で刷り込みを修正し、精神力をますます強化する。

著者 -スティーブ・シーボルド-
アメリカの経営コンサルタント。
学生時代に一流の人の研究を開始し、20年後に成果を発表して注目を集める。
現在、能力開発の第一人者として世界の優良企業で社員研修を担当し、大勢の人材を育成する。
主なクライアントはトヨタ自動車、ボルボ、ジョンソン・エンド・ジョンソン。
セミナーは常に絶大な人気を博し、世界の講演者の収入上位1%に入る。
米ABC、英BBC、豪NBCなどのトーク番組に出演して成功の秘訣を伝授する。
私生活では慈善活動に積極的に関わり、社会的弱者の救済に尽力する。

「母が残してくれたもの」代表:荒関

2014-04-02

私の母は、85歳で3年前に亡くなりました。
亡くなる6か月前に突然私をとても誉めてくれました。
母からほとんど誉められた記憶がなかった私は『なんでそんなに褒めるの?死んでしまうみたい?!』と止めたほどです。
私は、母に誉められて育たなかったからこそ「ほめて育てる!」を自分の教室の指針としてきました。
誉めるのが下手だった母ですが、スキンシップはいつもしてくれました。
幼少期はよく抱きしめられていた覚えがあります。また、孫たちの顔やのどにたくさんキスをしていたのも見ました。
子育てをしながら働く私に代わって、週に2回乳児期から娘を預かってくれました。
迎えに行った際には、部屋の中からいつも母が娘に手遊び歌を歌う声がしました。
そして、娘の「キャッキャ」という笑い声が聞こえてきました。
幼児教育を長い間学んできた私でも、孫の世話をする様子に先人の知恵をよく感じたものです。
早いものであれから30年が過ぎ、娘は既に30歳です。
1番好きな人と結婚をし、心豊かに暮らしています。
人が最も幸せを感じられるのは、本来愛する人と時間を共有しているときではないでしょうか。
そう感じられる心を育めるのが0歳から3歳位の時期だと思います。
しかし、この時期にスキンシップが足りず、
テレビに子守をさせ母親が携帯を触ってばかりいる中で育った子ども達が凶悪な事件を起こし続けるのではと懸念しています。
母は乳児期に孫たちへラッパや笛を与えていました。乳児は、ラッパや笛を吹くことで息を吸い込むことや舌の使い方を自然に覚えるのです。現在 言葉の出てこない乳幼児を指導している私は、今更ながらその意味が良く分かりました。
こうした先人の知恵をママ達に伝えさせて頂く際、いつも心で『お母さん、ありがとう!』とつぶやいています。

「やはり絵本を1日10冊!」代表:荒関

2014-03-01


先日、速読の講習会に出席してきました。

15年ぐらい前にも一度出席したことがありました。

その時はまだコンピューターが今ほど浸透していなかったこともあり需要がどこまであるのか疑問でした。

しかし最近は、企業の中で理解力が低い若者のことが取り出されるようになり再度講習会に出席してみました。

幼少期、家族の方に絵本をたくさん読んで頂いた子とそうでない子とでは理解力に大きな差が出ます。

小学校に入学してからは、国語を中心として算数の文章題、理科や社会科のテストでの問いに対する理解度などに顕著にでます。

社会人になってからは、上司の指示が一度で理解できないなどにつながります。

本を読むことと理解力とは、密接な関係があると思います。

そこで私が考えたことは

「速読」ではなく「速理」です。

ご家族にたくさん絵本を読んで頂き、理解力が高い子ども達を育てる方法です。

つまり、「速理」のなかに教室での速読も用いる方法なのです。

以前速読のチャンピオンの女性が、バッテイングセンターでプロ級の早い球をガンガン打つのをテレビ番組で見ました。

その女性は、眼筋トレーニングや瞬間視トレーニングも行なっていました。

つまり、目は運動能力にとても重要なのです。

私は、赤ちゃんの目について気づいたことがあります。

赤ちゃんの誕生から3ヶ月までにママが赤ちゃんの目をみつめて、どれだけ語りかけたかで運動神経と言語能力が決まるということです。

私は多くのママと赤ちゃんを指導させて頂いてきて、近年特に感じることがあります。

それは、携帯電話とテレビの存在が赤ちゃんとママとの一番大切な授乳の時間を妨げ続けているということです。

授乳中に携帯電話でメールやラインをしていたら、赤ちゃんと目を合わすこともほとんどなくなります。

携帯電話がない時代はまだテレビのコマーシャルの合間に赤ちゃんを見ていたかもしれません。

しかし、テレビを見ながら携帯電話を触れば赤ちゃんを見つめることは皆無になっていきます。

発達障害を起こしているお子様の中には、こうした環境下で育ってこられたお子様が多く存在していることも現実です。

私は30年前から

お子様を天才に育てたかったら絵本を1日10冊。

『秀才に育てたかったら1日5冊を読んで差し上げましょう。』といい続けてきました。

直営校では、この通りにやられたママが何人もおられ、そのお子様方は、実際すばらしいご成長をされています。

高い理解力の基本は、生後すぐからの目を見ての語りかけとその後の絵本1日10冊にあると思います!!

「電子書籍で出版しました!!」代表:荒関

2014-01-28

電子書籍で出版しました!!


日本もいよいよ電子書籍の時代になってきました。
今までの本は紙でできており、紙は木を材料とします。
紙を使わない電子書籍はエコにつながります。
今までならば本棚にしまったままのお気に入りの本も、電子書籍ならいつでも持ち歩けます。
場所も取りませんので、家の中が本で溢れることもありません。
そんな素敵な電子書籍で、本を出版できました。
題名は「あきらめないで!言葉の遅れ」です。
電子書籍を出版した1番の目的は、未来に生きる子供たちにとって1つの指標になればとの思いです。
今までもTV番組に半年間出演したことがありました。
この番組は、以前私が執筆した本「脳タイプ診断」がテレビ化したものです。
大学の教育学部児童学科には、42歳で3年生に編入し卒業までこぎつけました。
これは、何歳になっても学び続けることができるのだという姿を子ども達に見せたかったのです。
こうしたチャレンジし続ける勇気は、子供たちからもらっているのだと思います。
だからこそ、電子書籍への出版なども子どもたちの夢へのヒントになってくれればと願っています。


代表 荒関洋子

「34年目の日本の受験」代表:荒関

2014-01-07

34年目の日本の受験

私は小中高校受験指導を始めて来年で34年目の1月を迎えます。

受験生と親御さんの取り組み方は両者ともに、確実に変わってきています。

良くなったと思われるのは、子どもの自主性を重んじるようになられたという点です。

これは、先の見えない現代の社会を親御さん自身が生き抜いておられるからこそではないでしょうか。

15年ぐらい前までは、偏差値の高い大学を出れば良い職場に入社できました。

しかし、現代の日本の企業では研究職でない限り偏差値だけでは入社すらできません。

人より秀でた発想力とそれを形にするまでの精神力。

または、人と違ったイメージ力とそれを形にするコミュニケーション力。

これらが重要になってきています。

なぜなら、日本はお金さえ出せば手に入らないものはなくなったからです。

だからこそ、人々が欲しているのは人間としてのぬくもりをサービスとして提供してくれる人と場所だと思います。




私の住むここ浜松は

日本でも有名な企業が誕生した場所です。

HONDA・ヤマハ・スズキ・ホトニクス等全て世界シェアを持つ企業です。

類まれな発想力とイメージ力そして、あきらめない精神力からオートバイや車が開発されてきました。

こうした企業が出現した頃と、現代は何が問題だというのでしょうか。

私は、学校教育が変わらなかったことが1番の問題だったと思っています。

34年前の日本の進学は受験戦争といわれるほど、良い高校良い大学へと言われていました。

その当時の受験生が今40代50代を迎え、毎年3万人以上の男性の自殺者が出ているというのです。

学校教育で培ったものが、急激に変わり行く日本の社会では太刀打ちできず取り残されてしまったというのでしょうか。




私は34年前から保護者様には

『子どもが好きなものが何であるかが分かる子に育ててください。』といい続けて来ました。

いくら偏差値の高い大学に進学しても、自分が何が好きなのかが分かっていない若者を沢山みてきました。

これでは、学校でいくら勉強ができても社会にでるときになって先が見えなくなってしまいます。

ではどうやって好きなものに気づかせるかといえば、一緒に遊ぶことです。

工作、ボール遊び、数遊び、水遊び、レゴや積み木、パズル、塗り絵、釣り、サイクリング等々です。

そうした遊びの中で子どもに1人でできた喜びを与え、要所要所で誉めていくのです。

幼少期のこうした遊びが、成人してからの思考の大きな糧になっていくのです。

代表 荒関

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