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これから・・・

2021-01-04

 

平成の教育の結果・・・今の若者達。

彼らには、我々昭和時代に自然に身についたような上下関係はほぼ無い。

彼らの敬語は教科書で暗記したものだ。気持ちはほぼ伴っていない。

そんな彼らに昭和時代の老人達の年金を背負えるはずは無い。

しかし・・・

彼らは令和の時代の日本を悟って生まれてきた・・・と言われている。

令和の時代・・・新たな世界感

テクノロジーの時代に、福沢諭吉先生の説かれた学問のススメ頭「知育」心「徳育」体「体育」の3育はどうなっていくのだろうか。

MIRAIが40年間最も大切にして来た「想像力」。

これは「心」で感じ「頭」で想うこと。

これをテクノロジーによってコンピューターの中に「知育」として残していくことが昭和の教育者の最後の仕事。

なぜなら、

平成時代の教育は良くも悪くもテクノロジーと共に生きる令和時代の教育のための試用期間であったと、今は思うからだ。

 

 

休校になり子ども達が思うことそしてAI化へ

2020-08-04

 

 

新型コロナウイルス感染予防のため、学校が長期の休校になりました。

受験生をお持ちの保護者様は「今は休校でも受験日はやって来る。。。」との思いで、心配されておられることでしょう。

教育業界にとって教育改革の幕開けであった2020年は、コロナによって再度取り組むべき課題が明白になりました。

それは教育のAI化です。

以前より私は『学校とは、人との関わり方を学ぶところ。』と言ってきました。

かつて出会った元小学校の校長に『学校はどういう場所でしょう?』とお聞きした所「勉強を教わる場所」という答えを頂きました。

年代的にいじめもあまりなかった時代の方のお答えだと思いました。

現代は、知識を得ようと思えばインターネットを使用するだけで何でも学べます。

勉強だけのために、学校という場所に集まる必要はないのです。

現在、休校中に子ども達が思うことは「友達に早く会いたい。校庭でみんなと遊びたい。」など同年代の子ども同士が一つの場所に集まり、関わることを求めているのです。

それは、正に心からの声なのです。

学校という学び舎を卒業した時、人間社会の中でコミュニケーションを取りながら生きていける力を、学校は自然に学んでいた場所だということなのです。

今後学校の先生に最も求められる力は、「生徒一人ひとりに寄り添える心の力」ではないでしょうか。

そして、コロナの終息した後の学校はAI化に拍車をかけ、学びはAI。

学校は、心を成長し合う場所。という考えになっていってほしいと願っています。

MIRAIの教育指針は「好きなものが何であるかに気付き夢を描ける力をつける」です。

その為に想像力をつけることを教育カリキュラムに取り入れています。

これは、MIRAI創立以来一度も変わっていません。

子ども達の未来が光り輝くものであるように願いながら、今後も時代に合った学びの提供を続けてまいります。

今回のコロナの緊急事態を通し、学校がそのような場所により良くなっていった時MIRAIはその先の物を想像しご提示できるでしょう。

 

 

新型コロナウイルス対策と勉強

2020-07-06

 

 

勉強は命あってのものです。

しかし、子ども達が命の危険を伴う病に侵されても学校に行きたがる子がいたり、自宅で勉強を続けているのは、勉強には未来を託せると感じるものがあるからではないでしょうか。

今回、塾歴40年の中で初めて2週間という長期の休校をさせて頂きました。

子ども達へ郵送する宿題を封詰めしながら、日頃の宿題とは違った感触で自宅学習をしてくれたらと思っていました。

通常している宿題は、子ども達にとって一つのノルマだと感じていたかもしれません。

しかし、今回はどんなことを感じて宿題をしていたのかを、是非聞いてみたいと思います。

大人は、子供の頃に親がもっと自分に勉強をさせてくれていたらと漠然と思ったりします。

勿論、子供の頃勉強に対して非常に厳しかった親御さんをお持ちの場合は、大人になって感謝をされているのかもしれません。

いずれにしても、子どもにとって勉強は、未来を輝かせてくれるアイテムであるということを大人は上手に知らせていくことが大切だと思います。

勉強=良い大学・良い仕事ではない答え、つまり、夢への懸け橋。想ったことが形になるのは想える脳があること。

脳は数と形で言語化して想っていきます。

沢山の数と形を言語化して話す場合の仕事、話さないでプログラム化する場合の仕事に区分されていきます。

その分岐点に、素敵な大人がいることや憧れの職場を見ることが、子ども達の未来を大きく広げていくことにつながるのではないでしょうか。

 

 

受験と想像力

2020-07-06

 

 

3月は塾の新学期です。

今年度も抜群の合格率で小学校受験、中学校受験は終了しました。

いよいよ高校受験結果を待つのみです。

受験者の保護者様には、受験前にこれだけはおっしゃって欲しくない言葉が1つあります。

それは「〇〇校に合格することだけが、全てではないですよね。」という言葉です。

特に小中学校受験は、親御様が受験をお決めになられることが殆どです。

しかし、受験が近づいてくるとこの言葉を発する親御様がおられます。

言葉は言霊となって、お子様を取り巻く全てに悪影響をもたらしていきます。

私は、今までこのようなことをはっきりと書いたことはありませんでした。

しかし、23回の小中学校受験を通して言霊は存在することを感じてきました。

つまり、一生懸命勉強をしても不合格だった場合は、その学校に行かなかった方が最終的には良かったと言える日が来る場合に、不合格の通知が来るのだと思うようになりました。

その時は「あの学校に行くことだけが全てではない!」と断言して差しあげましょう。

国立、県立中学校受験では内申点が5段階評価で平均4.7以上が必要です。

日体中学では4.2以上です。

つまり、当日の結果がボーダーラインならば内申点の高い生徒から合格になります。

小学5年、6年の内申が重要です。

私立中学では英検4級を取得している子は、試験科目を1科目免除になる学校も出てきました。

私立高校では英検準2級を取得している子は、受験において優遇されます。

高い内申点や英検は、それなりの準備期間を要します。

基本となるものは6歳までに培ったIQの中の記憶力・理解力・推理力・発想力です。

しかし、そこにプラスして話す力聞く力が重要なカギを握っています。

日本語のみならず英語も同様です。

自分で考える力を育てるには、親御様がお子様自身から答えが出て来るように待ってあげること、ヒントをあげることです。

大学受験では、想像力までをも求められる時代がやってきました。

AIの出現で、より想像力は欠かせないものとなってきます。

MIRAIにおける想像力とは、脳の中での数や形に関する経験値を高め、それらを言語に換えて思考し、書いたり話したり解いたり出来る力のこととしています。

これは、アメリカのギルフォードという教育心理学者が導き出した教育上での「想像力」を基本としています。

 

 

人前力

2020-07-06

 

 

今から28年前まで公文式の講師として全国25,000人中2位の指導率講師として算数・数学と国語教室を開校していました。

生徒は450人ほどで全国5位を保持していました。

私が公文式を続けるか否かの決断をしたのは英語コースが公文式で始まった時でした。

当時はNOVAやイーオンの英会話が日本中に浸透しつつある時代でした。

昭和生まれの私は、英語という教科は話せなければ何のために学ぶのだろう?という疑問を常に持ち続けていた一人でした。

そのため、公文式の書いて解いて理解をしていく文法英語をコースに加えることなく11年間の公文式の幕を閉じ、全てオリジナルでMIRAIを開校しました。

近年タッチペンにより聴いて解いていける公文式に変化を遂げました。

個々のペースで聞いて解けるタッチペン自体には、大変興味がありました。

そのため、教材フェアでタッチペン付き級別テキストを見つけたときは、クリエイティブライティングコースと英検コースで活用できる!と、興奮しました。

話せるとは、聞ける力とコミュニケーション能力があってこそだと思います。

しかし、最近は携帯の翻訳アプリを使用すれば世界中の言葉に替えて会話をすることはできます。

ここまで進むことは28年前にも想像は出来ました。

ならば、何のために我々は英語を学び続けるのでしょう。

英語が世界語になっているからでしょうか。

言語において1つの基準を決め、それに基づき世界中の経済が動き続ける現代。

基準の言葉をより深く知らなければ経済活動に遅れをとるのは必至です。

また、通訳や翻訳機を通さない言葉の方がより深く相手との交流が図れるのは言うまでもありません。

但し、日本人気質である「シャイ」のままでは伝わるものが半減してしまうでしょう。

MIRAIでは、英会話コースのみならず、学習コースにおいても、人前で自分について話をさせています。

子どものころに鍛えた力は、成人する間に必ず生かされる時がやってきます。

私自身、小学生の時に「人前力の重要性」を知っている大人に出会い、人前力を鍛えられていたと確信しています。

MIRAIは、そんな大人が沢山いる場所としてあり続けたいと思います。

 

 

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