私立中高一貫校と小中一貫校の受験
2017/07/02
地方都市では、公立小学校から公立中学へ進級することが通例です。
私立の中学を視野にいれることの方が、まだまだ珍しいのです。
しかし、教育が大きく変わろうとしているここ数年、いよいよ多くの方が私立中学を視野に入れ始めています。
つまり、2020年までに大学入試内容が変化していく現在、中高一貫校である方が対策を立てる上で大学受験に有利に働くことが多いからです。
一つの例でいえば、中学3 年生までに高校1 年生の英数国の内容を習得させておくことです。
高校生になってからは、大学進学のコース別に社会と理科を選択すればよくなると言う訳です。
従って大学受験に向け、効率の良い勉強を進められるのです。
首都圏の中高一貫校に通われた生徒は何十年も前からこのようにしていたと考えると、如何に地方都市の公立高校生が、大学受験において不利であったかが分かります。
私立の中高一貫校の最大のメリットは、大学受験対策を6年間の中で立て、学び続けることが出来ることです。
しかし、私は中学が大学受験のための予備校化することだけにはなって欲しくないと切に願っています。
私立経営は、大学の合格率で決まるとも言えます。
ならば、小中一貫校で、思考力が出来上がる12 歳の思考の臨界期までを目いっぱい鍛えた方が、得策ではないかとも思うのです。
器が出来上がってしまってからの勉強に対する労力は、12歳までの勉強に対する苦労の比ではないと思います。
いずれにしても、本人が好きなものが何であるかが分かっており、夢を持って進んでいくことが大切なことだと思います。
今後も0歳から12歳の一貫教育「能力開発MIRAI」として講師一丸となり、進んでまいります。
MIRAI 専任英語講師 Richardからのメッセージ
こんにちは、リチャードです︕これから、この便りに「英語を学ぶこと」について書かせていただきます。
英国では「education starts at home」という有名な言葉があります。
生徒の成功や失敗に関して、教師の存在が大きく影響しているのはもちろんですが、私の今までの経験に基づくと、家庭での外国語の学習が与える影響もとても大きいと言えます。
教育界では関連性という言葉が沢山使われています。
ヨーロッパで英語を勉強している子供たちは、関連性をよく理解しています。
ヨーロッパではテレビ、音楽、地元の店、さらには自分の家でさえも英語があふれていて、どこでも耳にすることができます。
私には英語のネイティブスピーカーではない友人が数えられない程いるので、その人たちとどのように英語を学んだかという話を何度もしました。
国によって教育の方法が違うのでそのような話はとても面白いです。
しかし、どの人にも共通して言えるのは、違う経験をしていても英語学習について、とても良い思い出を持っているということです。
映画の中で学校で学んだ英語を理解できたとき、とても嬉しいと感じたそうです。
それが彼らにとってとても大切な思い出になっているそうです。
そのような経験を持つことにより、子供たちは学校で学んだことが日常生活でも役に立つのだと気づくようになります。
日常の生活で英語が本当に役に立つのだということを示すと、今の世代の子供たちもそのような大切な思い出が作れます。
さらに英語を頑張って勉強しようというやる気もいつまでも続くはずです。
是非、皆さんのお家で英語の映画やテレビ番組などを見せ、教室以外の身近な英語に触れる機会を増やしてあげてください。
そんな些細なことでも、効果が一生ものであると言えます。
※Richard 講師と初めて会った時から教育に対する捉え方が同じだと感じました。
MIRAI の英語教育 が益々子ども達にとって素晴らしいものになっていくよう共に力を出し合っていく覚悟です。
代表:荒関