お米のパワー<ごはん・お米とわたし作文コンクール:優良賞>

静岡大学教育学部附属浜松小学校 三年 壬生久葵

かぜをひきました。
おふろから出て、何度もお母さんからかみの毛をかわかすように言われたのに、そのままあそんでいたからです。
外は35どのもうしょなのに、わたしはさむくて、はがガタガタしました。
だから、冬のおふとんと毛ふをかけてねました。

明るかった外がうすぐらくなったころ、わたしは、目をさましました。
すると、お母さんが、おぼんにお茶わんをのせて来ました。

「少し、おなかに入れようか。」

と、お茶わんの中のものをレンゲですくってわたしの口の中に入れてくれました。
とろっとしてあたたかくて、のみこみとそれが通ったところからほかほかになりました。
するすると口の中に入るので、あっという間にお茶わんが空になりました。

「たくさん食べたね。ひいちゃんは、赤ちゃんのころから重湯がすきだったからね。」

とお母さんがにっこりしました。
そして、重湯は、お米をたくさんの水でにて、ざるでこした物で、わたしが生まれてはじめて口にした食べ物だと教えてくれました。
わたしは、かじゅうもヨーグルトも食べなかったけれど、重湯だけは、大人のお茶わん一ぱいをペロリとたいらげていたそうです。

それからお母さんは、わたしが目をさますたびに重湯をもってきてくれました。
その重湯には少しごはんが入っていて、わたしはしたでつぶして食べました。
すると、ズンとおなかに力が入りました。
そして、ねつが下がったころ、お茶わんの中みが重湯からおかゆにかわりました。
ちょっぴりしお味で、体の中で元気が生まれるのをかんじました。

お米ってすごい。
赤ちゃんやびょう気の人まで食べられる。
スーパー食品です。
それは、お米が太陽のパワーをたくさんあびて、のう家の方たちが心をこめてそだててくれるからだと、思いました。



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