知育教室と幼稚園・保育所

2018/12/31

 

知育教室とは、知能に対する教育をするところです。

幼稚園は幼児に必要な心身の発達を助長するための教育施設。

保育園は保育に欠ける乳幼児を保育する目的の施設。

したがって、知育教室では保育園や幼稚園と同じことをする必要はないのです。

しかし、小学校受験では幼児教育で身に付けて置くべき5つの領域の各分野に対してテストが行われます。

例えば、折り紙や工作絵画などは幼稚園で出来るように指導されていればよいのですが、出来ても出来なくても点をつけるのが目的ではないので時間が来れば終わってしまいます。

歌や踊りや運動の指導も同様です。

すなわち、5領域の中の表現分野の出来不出来だけが重要ということではないのです。

時間内に先生の指示通りに出来るかどうかが重要なのです。

しかし、記憶力と理解力が家庭で育まれていなければ自ら行動を起こすことは出来ません。

また、正しくも出来ません。

つまり、幼稚園でも保育園でも小学校に上がるまでに如何に記憶力と理解力を高めておくかが受験をするしないに関わらず重要なことに繋がっていくのです。

幼稚園には2通りあります。

運動や自由遊びを主として子どもらしくのびのびと育むことをポリシーとする園。

数と言葉の読み書きを日課とするような園。

これら2つのタイプとも異なる知能教育教室は、乳幼児の知能を高める内容をカリキュラム化し、日々実践を続けるところです。

生後より3歳までに80%が出来上がると言われる脳へのアプローチとしてのレッスンは、お母さん自体も日々変化していかれます。

怒るより諭すことが出来るようになられます。

褒めることが上手になられます。

そうした中で育まれたお子様は、3歳を迎えた頃には自分で考え、行動することが徐々に出来始めます。

記憶と理解を土台に推理し想像することが得意になっていくのです。

知能教育とはこの一連の記憶→理解→推理→想像からの新たなものを生み出せる「逆から考える力」までをも育んで行くのです。