ディベート力と中学受験

2015/07/27
国立附属中学校受験では、ディベートのテストが大抵行われます。
ディベートとは、与えられたテーマに関して話し手が肯定・否定の立場に別れ、相手を説得するよう述べ合うことです。

ディペート

ディベートでは、自分が否定の意見でも肯定側で述べ合うこともあります。
相手の意見を論破し論理の組み立てをすばやく打ち立てる力がディベートでは必要なのです。
論理立った物事の考え方の基本は、家庭で身につくものです。
勿論多くの書物を読むことも必要でしょう。
しかし、社会的問題、道徳的問題などをご家庭においてお子さんに論理立ててお話してあげることが一番必要なことだと思います。
但し、社会に出てからは、この欧米的ディベート力だけでは日本においては勿論、世界中においてもまだ十分とはいえないでしょう。
さまざまな価値観を持つ人間と、数多く接し経験を積んだ人が相手のハートをつかみ物事を平和に推し進めていけるのだと思います。
論理的能力+価値観の多様性を認められる人間性が、これからの子ども達をより幸せにしていくことでしょう。