幸せになった者勝ち!

2014/12/05

受験シーズン真っ只中ですね。
私は講師として指導させて頂いてきた25年間、小学校受験・中学校受験・高校受験において
1人も不合格者を出さずに過ごしました。
これは、今思えばギネスものです。
この25年のノウハウを後進に受け継がせ、
1人でも多くの生徒さんに合格を手にして頂きたいと思います。
小・中学校受験のほとんどは、親御さんが受験を決められます。
つまり、結果においての責任も親御さんにあるわけです。
小学校受験では、お子さんを通して保護者の日頃の言動を見られるのです。
長年小学校受験を担当されている先生方には、すぐにそこを見抜かれます。
受験とは受験校の望む生徒に近づけることでもあるのです。
校訓からいかにそれらを読み取り現状と併せ持ち、言動していくかなのです。
中学、高校受験では勿論学力が優先します。
しかし、受験校のレベルが本人のレベルより高い場合には、
受験までの期間をいかに親子で戦うかがポイントになります。
戦うといっても、場合によっては口を出さないことも戦う一つになる場合があります。
そうした場合は、学習を担当されている講師からしっかりと状況を聞きながら進めていきましょう。

結果において
私は100%合格して頂いてきましたが、人生は「良いが悪くて悪いが良い」ということもあります。
つまり、不合格でも結果の捉え方でその後を良くする事はいくらでもできるのです。
逆に、合格してもそれが当たり前だと感謝の気持ちが持てず、
その後努力をしなければ幸せをこぼしていくのだと感じてきました。

長年の経験を通し
「人生は幸せになった者勝ち!」というのが私の持論です。
苦しいこと、悲しいこと、生きている間は無くなることはありません。
ならば、結果が良ければ大いに喜び、その後は心を引き締めていくべきでしょう。
又、結果が悪かったとしても、不合格だったからこそこういった良いことが待っていたのかと、
言える時が来るようにしていきたいものです。
受験のプロとして生きてきた25年間から受験と言うものを述べさせていただきますと、
絶対に合格されたければ、それなりの期間とそれなりの覚悟をお持ち頂くことが前提だと思います。
つまり、学力の無いままに合格してもその後学ぶことに力尽きてしまうことが多々あるからです。
小学校受験では、遅くも3歳までに知育をご家庭で取り入れて欲しいものです。
中学校受験では遅くも4年生までに基礎を確実に固め、
5年生からは応用力がついてくるようにすべきです。
高校受験では、
中学1年生の2学期までには受験校を決め定期試験ごとに確実に勉強を積み重ねて欲しいと思います。子どもの幸せは、温かい家族との団欒と友達がいること。そして、勉強が分かることです。
この基本を忘れずに進んでいってください。